二〇〇八年 十二月 二十八日(日)

606angkor2008 世界遺産の旅 ロレイ、プリアコー

[旅日記] | [2008アンコールワット]

カンボジアは熱帯に属するので、昼間はとても暑い。そのため、観光も午前午後を分けて、昼はホテルに帰って休息をとるようになっている。

初日の観光はアンコールワットよりもさらに前の遺跡群、ロレイ、プリアコー、バコンの3つを回ることになっている。
まず最初にアンコールワットの近くにある観光センター的なところに行って、3日間の観光パスを作ってもらう。ここもまたCCDカメラで写真を撮られて、あっというまに観光パスが出来上がる。
これってなにかあったときに遺跡に来たかどうかチェックするためもあるかもしれない、と。
あとでキムホンさんに教えてもらったのだが、遺跡は数が多いために盗掘も多く、うっかり管理できないのに周囲を整備してしまうと(地雷撤去とか)、盗掘されやすくなってしまうのだそうだ。
だから、資金や人のめどが立つまでは、そこにあるのがわかっていても放っておくらしい。
地雷が遺跡を守っているんだな・・・うーん。

最初に訪れたのはロレイ遺跡。
ヤショーヴァルマン一世によって893年頃建造されたヒンズー教の寺院。以前は周囲を貯水池に覆われていたそうだ。土がさらさらしていて赤い。

この辺りは王によって信仰する宗教が違う。ヒンズー教と仏教、遺跡によっても祀られている宗教が違うので、仏像や様式が違うようだ。
ヒンズー教の象徴的なものとしてリンガという灯籠のようなものがあったが(写真撮り忘れた)これは要するにアレで(笑)キムホンさんはズバリ「男○器」とおっしゃったが、空に向かって尖った形の石を4つの建物の中央に配置し、その上に聖水を注ぐと四方に流れるようになっている。要するに雨乞いの儀式になるのだろうという話だった。

そういえば昔なにかの料理雑誌で、男性シェフは高く上に積み上げたものを作る傾向があると書いてあったなあ・・・ゲフゲフ。

それとは別に女神像や王の石像やレリーフがあって、これは宗教関係なしみたい。
   


次はプリアコー

プリアコーは聖なる牛という意味。

思わず天神さんの牛を思い出すなあ。

 

プリアコーは王の両親や祖先を祀ったものです。これもヒンズー教のもの。
この辺りで一番古い時代のものらしい。かなり崩れ始めている。きちんとレンガになっているところは修復されたところ。白いのはもともと作られたままのもの。

  

こういうレリーフとかは、一度強い石(ラテライト・赤くて多孔質の石)で積み上げた上に、砂岩という柔らかい石(白い石)で表面を覆ったところに彫刻したものだそうだ。古いところは砂岩から崩れたりはがれたりしてしまうようだ。
大抵の遺跡はいつもどこかを修復している最中で、ここも中央の祠堂は立ち入り禁止、っつーか、入り口が崩れかけて補強してあった。