二〇〇八年 十二月 七日(日)

200review容疑者Xの献身

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容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 91
おすすめ度の平均: 4.0
4 容疑者Xの献身
5 ラストのどんでん返し
5 映画などより……
5 犯人が犠牲として捧げたもうひとつのもの
4 憎めません。。。

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

ずいぶん前に映画を見に行きました。
ウチの職場のお姉様が福山ファンだったので(笑)
んで、意外に面白かったので小説も読んでみた。

お話の作りとしてはコロンボ的でした(最初から犯人がだれかわかっていて、その真相と推理過程を楽しむ)
もう、これはまったくガリレオよりも石神のお話。
だんだんと話が確信に近づくにつれ、石神の哀しいまでの”献身”がわかってきて。
そのために犯した犯罪の恐ろしさが、エゴイスティックな想いが、映画の最後に明らかになるまでのお話。
映画を見ていると、事件の謎にあのあたりが関わっているのか?と少しずつ伏線が張ってあるのだけれど、それでも最後は「ああゔぁ〜」と声が出てしまう程度に、やられた!

でもなんで山登り??
バチスタの時にも思ったんだけど、どうして主人公(狂言回し)を女性にしたがる?そして関係ないシーンを挿入するんだ?(バチスタはソフトボールだった・・・意味不明すぎた)

というわけで、福山ファンのお姉様も「堤真一の映画だったねー」と言っていたように、堤真一がよかったです(笑)

二〇〇八年 十月 十三日(月)体育の日

203movieおくりびと

[映画]

リストラされたチェロ奏者・大悟(本木雅弘)は、故郷に戻り、求人広告を手にNKエージェントを訪れる。しかし、そこの社長・佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは、遺体を棺に納める“納棺師(のうかんし)”の仕事。妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、見習いとして働き出す大悟。だがそこには、様々な境遇のお別れが待っていた…。新人納棺師の日々と、葬儀に集まる多彩な人々を描く、ユーモアあふれる感動作。

10月1日付で異動がありまして。
異動になった人が、今のウチの課のムードメーカー的人物だったので、がっくり。
それ以上に仕事で中心になっていた係の人が落ち込んでしまいまして。
それならいっそ、この映画を、といって見に行きました。
どうせ落ちるなら、どん底までしんみりしようぜ☆とね。

正直に言って、広末涼子のキャスティング、なんとかならんかったのかな〜爆
それがなかったら、もっとよい映画だったでしょう。
モックンも山崎努もとてもよかったし、最初からこの人か風呂屋の常連のおっさん=笹野高史が死ぬんだろうなーと読んでいた吉行和子さんも良かったです。
本当に、二人とも共通の感想はもう、それだけで(笑)
一緒に見たTさんはもう、最初のときから泣いていたらしい(笑)いや、私も涙出たけどこそからじゃないよ〜

全体的に妙齢のご夫婦などが多く、他の映画と違うムードで見ていたんだけど。
始めに流れる予告編やCMの時に、私たちの隣のおばちゃんがすごい大きい声で話していて、しかし大音量でCMが流れていたので気にならなかったんだけど、ア○ムの宣伝で出てきた女性(小野某)に向かって「この子も年取ったなー」と言った瞬間に音声が途切れたために、会場全体が微妙なムードになった・・・。
お願いしますよ、おばちゃんたち・・・。

二〇〇八年 九月 二日(火)

203movie20世紀少年

[映画]

翌年に大阪万博開催を控え、人類が初めて月に降り立った1969年の夏、小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。そんな彼らの秘密の遊びの一つである“よげんの書”には、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方など空想の数々が描かれ、彼らをワクワクさせるのだった。

全く予備知識なく見た映画。
ともだちに誘われてさ(笑)
しかし現時点で終わっていない映画なので、感想もよくわからない。
でもだれが”ともだち”なのか、なにが目的なのか、どこまで続くのか
全く判らないのですよ。ほほ、原作読んでないしね。
とりあえず来年の1月を待つしかないのか。

ちょうど小学校の時の同窓会が最近あって。
ケンヂの、なにを書いたか思い出せない感じとか。
自分の覚えていない自分の言動を人が覚えている感じとか。実感としてわかるな。
私結構記憶鮮明な方だけど、やはり自分にとって大切なことやよくも悪くもインパクトあることしか覚えてないもんだ。
覚えてない人も多いし(笑)会えば思い出せるけど、顔を見なけりゃ思い出せないこともたくさんあるね。

豪華キャストを探すのもおもしろい。
私ミッチーはわからんかったよ(笑)

203movieハムナプトラ3

[映画]

“シャングリラの目”と呼ばれる巨大なブルーダイヤを返還するため、外務省の依頼で上海にやって来たリック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(マリア・ベロ)は、現地で遺跡の発掘にいそしんでいた息子アレックス(ルーク・フォード)と再会。そんな中、アレックスの発掘した皇帝のミイラが生き返る事件が発生する。

なんだろう、なんでかなー
私この映画の1と2を劇場で見ている。
そしてまた3も・・・。
はっきいりって某考古学教授映画のパクリっぽいとこ満載だし、思いっきりB級の匂いがするのになー。
某考古学教授の方も、続編が公開されて、息子が出てくるんだけど、こっちも息子登場。
まあ、大御所・ジェットリーが登場していて話題作なんだろうけど、あっさりと判りやすい作品だったな。
あえていうとしたら、イエティ(だっけ?)が可愛かったことかな。
エヴリンが年食ったなーと思ったら、女優さんが交代していた。
そういえばこの人、前作ではエジプトの王女の生まれ変わりかなんかだったと思うけど、すごくエキゾチックでそれらしい女優さんだったのに、今回は普通の欧米人だった(笑)ん〜配役は変えない方がいいよね。
と思って調べてみたら、アカデミー賞助演女優賞なんてとっていた。だからなのか(笑)

二〇〇八年 八月 二十七日(水)

203movieデトロイト メタル シティ

[映画]

純朴な青年、根岸崇一(松山ケンイチ)は、ポップミュージシャンを目指して大分県から上京する。
だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することになる。
彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていく。

気がつくと、松山ケンイチが好きになっている自分がいる(笑)
やー、デスノートとか全く興味がないので、最近までぜんぜん誰か知らなかったのですがね。
松ケンって松平健かよ、とか思ってましたし。
先日のDVD(人のセックスを笑うな)のメイキングとか見てたら、ちょっと好きになった。つーても、そんなに好きになったわけではないが。
結構世間受けする容姿の割に、仕事選んでんの?な感じ、じょにーでっぷと同じカテゴリーなのか・・・。

今日お休みで映画1,000円だったので見に行ったのだが。
会場に入ろうとしたら、見覚えある背中が前方に見える。
軽ーくドスっとどついてみると、やはりあれだ、一緒に働いている嘱託のOさんだ。
たしかに、先ほど「今日半日で帰ります」というメールを見たが。
さらにその前日DMCの話はしていましたが、本当に会うとは(笑)

んで、
「席何番?」「G7です」「・・・私G8だよ」
というわけで待ち合わせもしていないのに、隣で一緒に見ました。ゲラゲラ。

お話は、マンガだなーというお話で。
まあ要するにお馬鹿映画なのですが。
面白かったですわ。
そもそも、ヨハネ・クラウザー・2世って、初代がいるのかよって突っ込みは別にしても。
ファンはなぜ「クラウザーさん」って呼ぶのかよっ。崇拝しているのなら、さまとかじゃないのか(笑)
ロバート秋山は先日偉そうにテレビで競演って言ってたけど、台詞「ブルマ」とかくらいしかないじゃんか、とか。
松雪さん、舌どういう設定なの?とか、まあ、マンガですからね。
ゲラゲラと笑っちゃえる映画を見るなら、よいのではないかと。

二〇〇八年 八月 二日(土)

203movie人のセックスを笑うな

[映画]

19歳の美術学校生のみるめ。ある日、絵のモデルを20才年上の講師ユリに頼まれ、その自由奔放な魅力に、吸い込まれるように恋におちた。
友人の堂本に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃんの顔は曇ったままだった。
初恋に有頂天のみるめだったが、実はユリは結婚していたー

ふと蒼井優が見たくなって、買ってしまったDVD
ちょっと変わった感じの作品でした。

出演者が皆口を揃えて言っているように、まだ若い女性の監督が「演技しないで」撮った作品。
ドキュメンタリーみたいな映像だった。
松山ケンイチは素を出しすぎたと言っていた。
そして永作博美の魔性の女?
これも大人の可愛らしい女性の不思議な魅力だった。
こんな人がいたら、それはそれで困るんだろうけど。
蒼井優は可愛い。
そんな作品だった。

203movieインディージョーンズ クリスタルスカルの王国

[映画]

旧ソ連が台頭してきた1957年の冷戦時代。考古学者・インディ(ハリソン・フォード)は、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つという<クリスタル・スカル>を探し求めていた。言い伝えによれば、アマゾンの伝説の都市から盗み出されたこのクリスタル・スカルを神殿に戻した者は神秘のパワーを手にすることができるというのだ。しかし、インディは伝説を信じるロシア軍の指揮官・スパルコ(ケイト・ブランシェット)の捕われの身に…。果たして彼は敵から逃れ、伝説の秘宝を手にすることが出来るのか? おなじみハリソン・フォード演じる“インディ・ジョーンズ”が帰ってくる! 世界各地を舞台にインディ最大の冒険が繰り広げられる。

1,000円の日だったので、ポニョと二本立てで見てみました(爆)

まず、冒頭でパパヘンリーが死んだ事実を知らされてがっくり(笑)
だって、前の三部作で一番好きだったんだもん。ショーンコネリーが。
まあ、インディーも明らかに初老を越してる感があるから、仕方ないか・・・。

そして、ケイト・ブランシェット演じるスパルコが怖い〜〜
そういえばこの人、ロードオブザリングのお方様も結構怖かったもんな〜ラストの方でちょっと思い出しましたよ。
インディーとかつての恋人マリオン・レイヴンウッドの間に息子が生まれていた、という設定だけど、マリオンもインディーに負けずに乱暴者。息子もびっくり(笑)まさかおかんがこんなスゴい人だって知らなかっただろうな。まあ、普段からジープで密林を走り抜けたりしないだろうからね。
「あんた本当に考古学者?」「時々ね」だそうですから、相変わらずインディーおじさんのアクションもスゴいですが。
これもまた、余計なことを考えずに普通に楽しめばいいと思う映画だな。

203movie崖の上のポニョ

[映画]

崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。
宗介のことを好きになるポニョ。
宗介もポニョを好きになる。
「ぼくが守ってあげるからね」
しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。
人間になりたい!
ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。
危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。
海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。
海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう——。
少年と少女、愛と責任、海と生命。
神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。

見てきましたよーポニョ

主題歌ののぞみちゃんデモバージョンを聞いたら、見たくなったので。
(エンディングは藤岡藤巻と一緒に歌ったバージョンで、微妙に歌い方が違うのだ)

お話は、もう↑のまんまのお話。
ポニョ、迷惑だよ!とか、グランマンマーレでか杉☆とか(笑)
ポニョ妹スゴいビチビチ言ってて気持ちワルっとか(爆)
全体にほのぼの見られました。
あんまり小難しいこと考えず、素直〜に見た方がよい映画だと思う。

ちなみに、見に行った時にとなりに子どもの群が座っていたんだけど。
すごく夢中で見ていて、時々「わわっ」とか「ぽにょだ、ぽにょだ!」とかいうくらいで助かった。
最初にクラゲが大量に出てくるとこで、一番小さい子が(多分3〜4歳くらい)「こわい、こわい〜〜」と泣きそうになってて、どうなることかと思いましたが。

二〇〇八年 六月 二十一日(土)

203movieザ・マジックアワー

[映画]

暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが……。

有頂天ホテルより面白かったかな〜
佐藤浩市が売れなくて演技過剰な三流俳優役なのですが、ぴったりハマっていました。
こんなこと、佐藤浩市に演らせるの、三谷幸喜くらいだろう、多分。
ばかばかしいほどのコメディーでした。
虚構の街で起きる、だましだまされ振り回される人々。
・・・1000円で見てよかった(笑)

二〇〇八年 六月 十五日(日)

203movieオリヲン座からの招待状

[映画]

「突然ではございますが、昭和25年の開館以来半世紀以上にわたって地元の皆様に愛され親しまれて参りましたオリヲン座は、誠に勝手ながら今秋をもちまして閉館いたす事と相成りました」一通の招待状が、ゆかりの人々の元へ送られてくる。

昭和30年代、先代の館主・豊田松蔵(宇崎竜童)が病に倒れ、その弟子であった留吉(加瀬 亮)が、その志を引き継ぎ先代の妻・トヨ(宮沢りえ)と映画館を守る事となった。古い時代、周囲の人々からは師匠のかみさんを寝取った若主人、不義理な女将などと陰口を叩かれたりもした。さらには映画産業が斜陽になり始め、貧乏に耐えながらもひたすら映画を愛し、映画の灯を灯し続けた二人、そして何よりも純粋にお互いを思いやり、愛し続けたのだった。一方そんなオリヲン座を一番の遊び場としていた幼い子供がいた。二人は毎日映写室の小窓から名画を覗いて成長した。やがて大人になり、結婚して東京で生活を送っていたが、いつしかお互いを思いやる心を見失い、別れを決意していた。そんな祐次(田口トモロヲ)と良枝(樋口可南子)の元に、まるで何かを予感させる様に、一通の招待状が届くのだった。─オリヲン座、そこは優しい奇蹟の宿る場所。

今頃こんな映画を見たのは、県民会館名画座というものがあって、800円で見られるから。
面白かったですわ。
宮沢りえと宇崎竜童の夫婦には違和感を感じたけど(笑)親子じゃん。
プリプリ太っていた頃の方が可愛かったけど、自転車のシーンとか良い感じでした。
今になって判る、女優やっていてよかったよ、きっと。奥さんよりも(笑)

最後老人になった留吉とトヨが多分初めて
「トヨさんが好きやったからですわ」
「死んでもええわ」
というシーンは一斉にすすり泣きが。
うう、原田芳雄じじいが巧すぎる〜

あ、でも加瀬亮くんは好きです(笑)

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